アバルト500/595用ブレーキマスターシリンダーストッパーキットの左MT用の改良と右MTAの試作
アバルト500/595用ブレーキマスターシリンダーストッパーキット、初期型は左MT用として販売開始しましたが、
①「ブレーキマスターが当社フィッティング車両のブレーキマスターと違い、上部ステーとストッパーカラーが届かない」、という事例と、②「ブーストセンサーにステーが干渉する車両がある」という事例が発生した為、今製作ロットより形状を変更します。
また、③MTA車両にはデュアロジックのパーツが干渉する為、MTA車用のキットを製作予定でした。
先が見えてきたのでブログにあげておきます。
①「ブレーキマスターが当社フィッティング車両のブレーキマスターと違い、上部ステーとストッパーカラーが届かない」という事例ですが、年式やモデルの違いなのか、正規輸入車・並行輸入車の違いなのか、現状では分かっておりませんが、比較的新しい年式の車両が、ブレーキマスターが変わっているようです。
以下写真2枚、当社フィッティング車両のブレーキマスター


こちらのマスターシリンダーであれば、従来の上部ステーとストッパーカラーで装着可能です。こちらをAタイプとします。
以下写真3枚、ブレーキマスターの形状が違うもの



上部に「ZF」と刻印があり、Aタイプより見た目が綺麗になってます。こちらをBタイプとします。
Aタイプは従来のステーとカラーでOKなので、新たにBタイプ用の上部ステーとストッパーカラーを製作しました。
Aタイプ用(従来品)

Bタイプ用

マスターシリンダーの形状は目視で判別可能と思いますので、現車確認でブレーキマスターの形状を確認して頂き、購入時にAタイプ用かBタイプ用かを選択して頂くようにする予定です。マスターシリンダーの形状確認はボンネットを開けて上から覗けば判別可能だと思います。
②「ブーストセンサーにステーが干渉する車両がある」という事例ですが、シリーズ4以降の車両がターボ配管の位置が変わっているようで、シリーズ4以降の車両が干渉してしまうようです。
こちらが当社フィッティング車両

センサがステーの上にきます。
シリーズ3までがこのタイプのようです。
こちらがシリーズ4の車両

センサがステーに干渉してしまいます。
こちらはステーの形状を変更して対応します。
③MTA用車はデュアロジックのパーツが干渉するとのこと。


以前より試作等しておりましたが、やはりフィッティングの車両が無いとクリアランス等しっかりと計測が出来ずMTA車の購入も視野に入れておりましたが、フィッティングにMTAの車両をお借りできることになり、本格的にMTA車用のキットの試作・量産に取り掛かれることになりました。
O様、この度はありがとうございました。感謝いたしますm(__)m
MTA用の試作・MT用の改良と製作・Bタイプステーとカラーの製作等色々並行して行っていましたが、考えた結果MTA/MT共通で使えるようにして、マスターシリンダーの違いで上部ステー・カラーをAタイプ用かBタイプ用かで選択頂くのが良いのではという結論に至りましたので、MTA用ではなく「MT/MTA共用」として製作することにしました。
ただ、改良版の左MT用は既にほぼ製作してしまいましたので、先にこちらから再販をする予定です。
改良版・左ハンドルMT車用/Aタイプ

改良版・左ハンドルMT車用/Bタイプ

今回、右のMTAで試作したのがこちらです。
試作・左MT/右MTA共用/Aタイプ

試作・左MT/右MTA共用/Bタイプ

今回お借りしたフィッティング車両は右ハンドルのMTAでマスターシリンダーがBタイプのものでしたので、「試作・MT/MTA共通/Bタイプ」を装着させて頂きました。

エンジンマウントはボルト固定でしたので、ナットとボルトは使わずに、ロングカラーとロングボルトを使用してます。

デュアロジックのパーツのクリアランスもOKです。

Bタイプのマスターシリンダーのストッパーカラー。

Bタイプの上部ステーとサイドステー。
装着前にブレーキペダルを踏んでみると、かなりぐにゃっとした感触でした。当社フィッティング車両のブレーキよりもぐにゃっと感が強く感じられました。個体差でしょうか。マスターシリンダーの動きも目に見えて分かりました。
装着後はブレーキのタッチもカチッとかたくなり、装着前後でかなり違いが出たと思います。
試作版で量産しても問題無さそうです。MT/MTA共通のキットは量産に取り掛かりますのでもう暫くお待ち下さい。
①「ブレーキマスターが当社フィッティング車両のブレーキマスターと違い、上部ステーとストッパーカラーが届かない」、という事例と、②「ブーストセンサーにステーが干渉する車両がある」という事例が発生した為、今製作ロットより形状を変更します。
また、③MTA車両にはデュアロジックのパーツが干渉する為、MTA車用のキットを製作予定でした。
先が見えてきたのでブログにあげておきます。
①「ブレーキマスターが当社フィッティング車両のブレーキマスターと違い、上部ステーとストッパーカラーが届かない」という事例ですが、年式やモデルの違いなのか、正規輸入車・並行輸入車の違いなのか、現状では分かっておりませんが、比較的新しい年式の車両が、ブレーキマスターが変わっているようです。
以下写真2枚、当社フィッティング車両のブレーキマスター


こちらのマスターシリンダーであれば、従来の上部ステーとストッパーカラーで装着可能です。こちらをAタイプとします。
以下写真3枚、ブレーキマスターの形状が違うもの



上部に「ZF」と刻印があり、Aタイプより見た目が綺麗になってます。こちらをBタイプとします。
Aタイプは従来のステーとカラーでOKなので、新たにBタイプ用の上部ステーとストッパーカラーを製作しました。
Aタイプ用(従来品)

Bタイプ用

マスターシリンダーの形状は目視で判別可能と思いますので、現車確認でブレーキマスターの形状を確認して頂き、購入時にAタイプ用かBタイプ用かを選択して頂くようにする予定です。マスターシリンダーの形状確認はボンネットを開けて上から覗けば判別可能だと思います。
②「ブーストセンサーにステーが干渉する車両がある」という事例ですが、シリーズ4以降の車両がターボ配管の位置が変わっているようで、シリーズ4以降の車両が干渉してしまうようです。
こちらが当社フィッティング車両

センサがステーの上にきます。
シリーズ3までがこのタイプのようです。
こちらがシリーズ4の車両

センサがステーに干渉してしまいます。
こちらはステーの形状を変更して対応します。
③MTA用車はデュアロジックのパーツが干渉するとのこと。


以前より試作等しておりましたが、やはりフィッティングの車両が無いとクリアランス等しっかりと計測が出来ずMTA車の購入も視野に入れておりましたが、フィッティングにMTAの車両をお借りできることになり、本格的にMTA車用のキットの試作・量産に取り掛かれることになりました。
O様、この度はありがとうございました。感謝いたしますm(__)m
MTA用の試作・MT用の改良と製作・Bタイプステーとカラーの製作等色々並行して行っていましたが、考えた結果MTA/MT共通で使えるようにして、マスターシリンダーの違いで上部ステー・カラーをAタイプ用かBタイプ用かで選択頂くのが良いのではという結論に至りましたので、MTA用ではなく「MT/MTA共用」として製作することにしました。
ただ、改良版の左MT用は既にほぼ製作してしまいましたので、先にこちらから再販をする予定です。
改良版・左ハンドルMT車用/Aタイプ

改良版・左ハンドルMT車用/Bタイプ

今回、右のMTAで試作したのがこちらです。
試作・左MT/右MTA共用/Aタイプ

試作・左MT/右MTA共用/Bタイプ

今回お借りしたフィッティング車両は右ハンドルのMTAでマスターシリンダーがBタイプのものでしたので、「試作・MT/MTA共通/Bタイプ」を装着させて頂きました。

エンジンマウントはボルト固定でしたので、ナットとボルトは使わずに、ロングカラーとロングボルトを使用してます。

デュアロジックのパーツのクリアランスもOKです。

Bタイプのマスターシリンダーのストッパーカラー。

Bタイプの上部ステーとサイドステー。
装着前にブレーキペダルを踏んでみると、かなりぐにゃっとした感触でした。当社フィッティング車両のブレーキよりもぐにゃっと感が強く感じられました。個体差でしょうか。マスターシリンダーの動きも目に見えて分かりました。
装着後はブレーキのタッチもカチッとかたくなり、装着前後でかなり違いが出たと思います。
試作版で量産しても問題無さそうです。MT/MTA共通のキットは量産に取り掛かりますのでもう暫くお待ち下さい。