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ハイエース用左足ブレーキ取り付け方

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ハイエース用左足ブレーキキットの取り付け方です。
ハイエース4型、5型のナローに取り付け可能。(他型式には現時点で取り付け実績ありません)

取り付け説明の他、注意事項等も記載しております。ご購入前にご一読の上、ご了承いただける方のみご購入をお願い致します。

ハイエース用左足ブレーキキット:¥104,500税込
ペダル以外、アルミ削り出しです。(一部POM使用)
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各名称です。取り付け説明の前にご確認ください。
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取付説明いきます。

①ピボットを車体へ取り付けます。

ブレーキペダルの支点のボルト(下写真赤〇)を外し、ピボット(下写真黄〇)と交換します。ボルトをしっかり締めて下さい。
純正のブレーキペダルの左側にあるプラスチックのカバーは外しておいた方が作業しやすいです。

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②穴あけ&アングルステー仮設置していきます。

アングルステーを取り付ける穴(9~10mmくらい)を車体にあけます。
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穴をあけたらボンネット側からM8ボルトを通します。ワッシャー1枚挟みます。
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車内に戻り、ボンネット側から通したボルトにアングルステーを取り付けます。
ステーの向きに注意してください。
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ボディ側が少し凹んでいる為、ステーとボディの間にはワッシャー2枚入れて下さい。
M8ナット・ワッシャー1枚、アングルステー、ワッシャー2枚、ボディ、ワッシャー1枚、ボルトの順です。
この時点ではナットは仮止めでOKです。
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③ステー仮設置していきます。

フットレストの奥の部分にステーを取り付けます。
マットをめくると発泡スチロールが出てきます。
下写真の部分の、発泡スチロールを止めているナットを外し、ステーを長ナットで取り付けます。
この時点では長ナットは仮止めでOKです。
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仮設置したステーが通せるようにマットをカットします。
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カットした部分にステーを通し、マットを元に戻します。
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④リンクアーム、シャフト、ペタルを仮設置していきます。

一旦マウントブラケットとストッパーは外しておいておきます。
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リンクアーム、シャフト、ペタルは一体のまま、シャフトを下写真のように①で取り付けたピボットに差し込みます。
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⑤マウントブラケット仮設置していきます。

④で仮設置したシャフトに、マウントブラケットを差し込みます。
マウントブラケットをステーとアングルステーで仮固定します。ボルトは仮止めでOKです。
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⑥マウントブラケットを固定する位置を微調整していきます。
※ここが一番肝心なところですので、じっくりと時間をかけて調整して下さい。

②~⑤で取り付けた全てのボルト・ナットは仮止めの状態です。
マウントブラケットを、ピボット穴、シャフト、マウントブラケット穴が真っ直ぐになるよう、微調整して固定していきます。
マウントブラケットの穴位置が真っ直ぐにならずズレた場合、ブレーキペダルが動かない、動きが悪くなってしまいます。
微調整が出来るよう、ステー、アングルステーのボルト穴は全て長穴になっています。
※②で穴をあけた位置、車の個体差によっては、もしかしたら長穴でちょうど良い位置にいかないこともあるかもしれません。その場合はご自分で長穴を延長・加工して下さい。

左足ブレーキペダルを持ち上げて、自重で下がる位置にマウントブラケットを微調整して下さい。
※シャフトの可動部にはオイル等絶対に塗らないで下さい。
オイルなどを塗らない状態でペダルがすとんと落ちてくる位置です。下動画参考にして下さい。



マウントブラケットの位置が決まったら、②~⑤で仮止めしてあった全てのボルト・ナットを締めていきます。
1つのボルト・ナットを一気に締めると位置はすぐにズレてしまいますので、全てのボルト・ナットを少しずつ、まんべんなく、締めていくのがコツです。
ネジを全て締めた状態でペダルが自重で落ちる位置に設置して下さい。

⑦左足ブレーキペダルの左右上下前後、好みの位置に調整・固定します。

ペダルの左右上下、お好みの位置に調整します。
下写真部分のボルトを締めてペダルを固定します。
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ペダルの前後、お好みの位置に調整します。
下写真のボルト・ナットを締めて固定します。
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⑧ストッパープレートを取り付けます。

ペダルが上に動かないようにストッパープレートを取り付けます。
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⑨仕上げ

最後に、全ての位置が決まり設置し終えたら、ペダルが絶対に空回りしないよう、ブレーキペダルクランプ裏のホーローを締めこんで固定します。
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最後になりますが注意事項です。
※注意事項※
・こちらはカスタムパーツになります。装着・導入はご自身の判断・自己責任の上にてお願い致します。
・この商品はブレーキ系統に手を加える「カスタムパーツ」ですので、取り付け方・取り扱い方を間違えると「重大な事故・損傷を引き起こす可能性」がありますので、正確に取り付け作業を行うように心がけてください。メカニカル知識に自信のない場合は技術者に装着を依頼し、無理に作業を行わないことをお勧めいたします。上記取り付け説明を見て取り付けのイメージが沸かない方は、ショップさん等に取り付けを依頼して下さい。
・こちらを取り付ける際、場合によってはお客様ご自身でステーの穴の延長加工をして頂く必要があります。予めご了承下さい。
・装着は個人の判断によるものですので、装着による不具合などにはご対応いたしかねますことをご了承ください。
・誤った取り付け、取り付けの不備、お客様の故意または過失、操作ミスによる事故および損傷が生じた場合、弊社では一切の責任を負いかねますので予めご了承下さい。

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プロフィール

マエカワ

Author:マエカワ
岐阜県岐阜市にファクトリーを構える「マシニングによる高精度ワンオフ加工及び製造から自社オリジナル商品/クランクケース減圧バルブ:」レデューサー」を取り扱う、株式会社マエカワエンジニアリングです!

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