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フィアット/アバルト500用リアワイパーホールキャップ 取り付け方

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フィアット/アバルト500用のリアワイパーホールキャップです。
珍しくエクステリアパーツを作ってみました。

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黒のキャップ外周に装着したOリングでワイパーホールにフィットさせ、室内側からは固定用カバーとボルトで固定します。

以下、取り付け方です。

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①ワイパーを外します。

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②ワイパーホールに黒のキャップを入れます。
この時点ではまだ押し込まず、穴に通すだけです。

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③室内側に白の固定用カバーを配置します。ボディとガラスの間、半円になっているボディの部分に固定用カバーを引っ掛ける様なイメージです。
※この時点で黒のキャップを押し込んであると、キャップが邪魔して固定用カバーを配置できないので、黒のキャップは押し込んでいない状態で固定用カバーを配置してください。

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④外側に戻り、黒のキャップを押し込みます。

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⑤ボルトを取り付けます。ボルトを締めすぎると黒のキャップが変形してしまいますので、ボルト根元のOリングが少し潰れるくらいの強さでとめて下さい。

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リアワイパーが無いだけで、よりスタイリッシュな見た目になりました。
取付も簡単ですのでDIYでもおすすめです。

フィアット/アバルト500用リアワイパーホールキャップ
¥5,000(税抜)
こちらよりご購入頂けます。

フロアアップボックス フィアット/アバルト500用(汎用)

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フィアット/アバルト500の純正シートは小柄な日本人の体形に合っておらず、背の低い方、小柄な方には特にシートポジションが合いません。
運転していると太ももの裏側、膝裏が圧迫されて疲れる・・・。
そこで以前「フィアット500/アバルト500ノーマルシート用ローポジションアダプタ」を製作・製品化しました。

が、もう少しなんとか下げることは出来ないだろうか。もっと下げるとなるとシート丸ごと交換?でもこれ以上シートを下げるとなると目線まで下がってします。特に小柄な方、女性は目線は下げたくないはず・・・。

頭の中で試行錯誤し、逆転の発想で、シートを下げるのではなくフロアが上がれば太もも裏、膝裏は圧迫されず、長時間快適に運転でき、目線も下がらないのではないか?ということで、FRP屋さんと相談して出来上がったのがこの「フロアアップボックス」です。

装着してみると、思った通り、太もも裏、膝裏の圧迫感が軽減され運転が楽になりました。少し足場を上げることでこんなにも楽になるのかと自分でいうのも何ですが感動しました。
また、ボックスを装着したらアクセルワークが楽になった、クラッチ操作がスムーズに出来るようになった、等のお声も頂きました。

フィアット500ツインエアにフィッティングして作りましたが、他の車種にも取り付け可能なように、汎用品として製品化しました。
※フロアマットマットにご自身で2箇所穴をあけて頂く必要があります。

取り付け方は簡単です。

①ボックスとスポンジゴムマットを接着します。価格を抑える為、上面のスポンジゴムマットは出荷時は貼ってない状態で出荷します。市販の接着剤をご用意頂き、ご自身で接着してください。

②フロアボックスの左右の穴(2ヶ所)に合わせてフロアマットに2ヶ所穴をあけます。

③あけた穴にフロアマットの裏側から、付属のアルミクリップを通します。
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④フロアボックスの穴にアルミクリップを通します。
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⑤POMクリップで固定します。
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⑥フロアマットごと車内へ戻します。
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近日発売予定です。
¥27,500税込

特許庁の実用新案権の登録を行いました。登録番号:第3232925号。

アバルト500/595用ハイパフォーマンスクランクプーリーとは?

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アバルト500/595用ハイパフォーマンスプーリー、発売当初より大変好評頂いております。ありがとうございます。

今回は、ハイパフォーマンスプーリーとは何なのか?を記事にしてみたいと思います。
珍しく少し長くなりますが、お時間ある方はお付き合いください。


アバルト500/595のクランクプーリーはパルスローター一体式になっています。
パルスローターとは、ECUに、今クランク角がどの位置にいるのかを、エンジンが回転している間、常に信号を送っています。

ECUとは、点火機構、燃焼機構、吸排気系統、動弁機構、始動制御等、エンジンに対するほぼ全ての制御を行っています。エンジンの頭脳ともいえるべき場所です。パルスローターからクランク角の位置情報をキャッチし、点火時期等、上述した機構へとエンジンを動かす為の指令を出し、エンジンを動かしています。

そのECUを「騙す」ことで、パフォーマンスを向上させるのが、このハイパフォーマンスクランクプーリーです。

詳しく説明しますと、
純正のクランクプーリーは、当たり前ですが、そのまんま普通にプーリーを車体に取り付ければ、正常な状態です。新車で購入した状態と同じ状態です。
このハイパフォーマンスクランクプーリーは、車体に取り付ける際の取り付け穴と、プーリーの位置決めをするノックピンの穴が、純正のプーリーよりも3°動くように長穴に設計しております。
ここに「ハイパフォーマンス」の秘密があります。

純正プーリーよりもプーリーの位置を3°ずらすことで、パルスローターも3°ずれます。そうすると、3°分進んだ状態でECUに信号が伝わります。
ここで、ECUを騙している、嘘の位置情報を与えているということです。
そして、ECUが3°分早く、上述の機構へ通常の指令を出すことによって、点火時期等全てのタイミングが3°分早く実行されます。

ノーマルのECUならば、3°程度のズレならECUは気付きませんので、エラーも出ません。
ECUの書き換えやサブコン導入などのチューニングをせずとも、ドライビングパフォーマンスを向上させることが出来ます。

具体的には、レスポンスの向上、出力のアップ(シャーシダイナモでも確認済)、また、シャーシダイナモでも測定できない低回転時にトルクアップを体感できます。
ブーストのかかってない状態でトルクアップしていますので、一般道、高速道路等、スロットル低回度で、とても乗りやすくなります。スロットルを全開せずに走行できるので、当社のテスト車両では燃費も約10パーセントほど向上しました。(ただし、ハイオクガソリンでの計測です。レギュラーガソリンは使用しないで下さい)

どのような仕組みでハイパフォーマンスが実現するのかご理解いただけたでしょうか?

因みに、こちらのハイパフォーマンスプーリーは、取り付け方法により、純正プーリーと同じタイミングにすることも可能です。下記取り付け方法で説明します。



○取り付け方法
3°進める場合と、純正プーリーと同タイミングにする場合があります。(純正プーリーと同じタイミングにする方は少数派かと思いますが・・・)

・3°進める場合
ハイパフォーマンスプーリーを車体に取り付ける際、取り付け穴(長穴)とプーリーの位置決めをするノックピンの穴(長穴)を、車体にあてがい、正面から見てプーリーを右回転(時計回り)に回します。こつんと当たったところで取り付けボルトを締めれば、純正よりも3°タイミングが進む状態になり、ハイパフォーマンスプーリーの本領発揮です。

・純正プーリーと同タイミングにする場合
ハイパフォーマンスプーリーを車体に取り付ける際、取り付け穴(長穴)とプーリーの位置決めをするノックピンの穴(長穴)を、車体にあてがい、正面から見てプーリーを左回転(反時計回り)に回して、こつんと当たったところで取り付けボルトを締めれば、純正プーリーと同じタイミングになります。(純正プーリーと同位置になります)  

因みにですが、純正のプーリーでも、ノックピンとノックピンの穴にはクリアランスがありますので、純正プーリーでも1°程は動きます。


また、アルミニウムで製作することにより軽量化にも成功しています。
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純正プーリー:1321g

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ハイパフォーマンスクランクプーリー:708g


最後になりますが※注意事項※です。
こちらのハイパフォーマンスプーリーはノーマルのECUの車両にてテストを行い、3°ずらしてもエラーが出ない、車両に悪影響が出ないことは確認済みですが、ECUを書き換えてある車両、サブコン等で点火時期が純正とは違う車両等では、ハイパフォーマンスプーリーのテストは行っておりません。ECUを書き換えてある車両、点火時期が純正とは違う車両に、ハイパフォーマンスプーリーを装着し、3°進めて組む場合は、自己責任でお願い致します。ノッキングが出ればノックセンサーが作動するはずなので大丈夫だとは思いますが、サーキット走行など高負荷が連続する場合には、ノーマルタイミングでお願い致します。

アバルト500/595用クランクプーリー 製作中です

facebookページより


アバルト500/595用ノーマルサスペンションアッパーキャップ 製品化予定

facebookページより




機能のある製品ではありませんが、エンジンルームのドレスアップ、サビ隠しに。
近日製作・販売開始予定です。
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プロフィール

マエカワ

Author:マエカワ
岐阜県岐阜市にファクトリーを構える「マシニングによる高精度ワンオフ加工及び製造から自社オリジナル商品/クランクケース減圧バルブ:」レデューサー」を取り扱う、株式会社マエカワエンジニアリングです!

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